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【トーク・ライブ】「超映画術 VOL.2」 木寺一孝 「正義の行方」アーカイブ
¥800
「台風クラブ4K レストア版」などの配給、書籍「作家主義 ロウ・イエ」などの出版。アジア・日本のコンテンツビジネスを行うA PEOPLE(エーピープル)が新たなトークイベント・シリーズを立ち上げた。タイトルは「超映画術」。これまであった単なる上映後のトーク・イベントにとどまらず、90分のロング・トークを展開。「超映画術 VOL.2」は映画「正義の行方」監督の木寺一孝。1992年、福岡県飯塚市でふたりの女児が殺害された。いわゆる“飯塚事件”ある。犯人とされた久間三千年(くまみちとし)が逮捕され、2006年に最高裁で死刑が確定。2008年、死刑は執行された。翌年には冤罪を訴える再審請求が提起される。映画「正義の行方」は、弁護士、久間の妻、警察官、新聞記者という立場を異にする当時者たちが語るドキュメンタリーである。今回のトーク・ライブでは映画でも書籍「正義の行方」(木寺一孝・著)でも語られていない“飯塚事件”の裏側、映画「正義の行方」の裏側に徹底的に迫っていく。そして、木寺一孝、ドキュメンタリー「作家」としてのその半生、その矜持を語った。木寺一孝(きでら・かずたか)は映画監督、ディレクター。1965年佐賀県生まれ。88年に京都大学法学部を卒業後、NHK入局。一貫してディレクターとして現場にこだわり、死刑や犯罪を題材にしたドキュメンタリーやヒューマン・ドキュメンタリーを制作してきた。23年にNHKを退局し、現在は「ビジュアルオフィス・善」に所属しディレクターを続ける。 9月22日(日)ユーロスペースにて収録
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【トーク・ライブ】「超映画術 VOL.1」後編 加藤祐司 「台風クラブ」アーカイブ
¥800
7月25日、ユーロスペースに、その男は現れた。「台風クラブ4K レストア版」上映後のトーク・ライブ「超映画術 VOL.1 前編」。「台風クラブ」の脚本家・加藤祐司が壇上に上がった。1985年の公開以来、全くメディアに登場せず、「台風クラブ」についてひとことも語っていない幻の作家の登場に期待と緊張が高まる。映画公開から39年ぶりに加藤によって語られた「台風クラブ」。そして、加藤によって語られた「脚本家・加藤祐司」。その語りは極めて饒舌だった。公開以来一度も観ていないという「台風クラブ」について、加藤は、その創作について、その撮影現場について、昨日のことのようにすらすらと語った。フランソワ・トリュフォーや寺山修司への憧れと影響についても熱く触れた。脚本家・加藤祐司はあまりにも魅力的だった。終了後、急遽行われたサイン会には「台風クラブ」公開後に生まれたであろう若者たちが列をなした。その瞳は輝き、加藤に熱い感想がぶつけられていた。<前編>についてはすでにアーカイブが発売中なので、ぜひ、そのステージを観てほしい。「台風クラブ4K レストア版」を配給、アジア・日本のコンテンツビジネスを行うA PEOPLE(エーピープル)が立ち上げたトークイベント・シリーズ「超映画術」。これまであった単なる上映後のトーク・イベントにとどまらず、90分のロング・トークを展開。その第2弾が「加藤祐司」の「後編」である。今回、加藤は「前編」で観てこなかった「台風クラブ」を39年ぶりに観てから臨む。「前編」ではあえて語らなかった「台風クラブ」その細かなディテールが、語られる。助監督の榎戸耕史は言った。「相米慎二映画で『台風クラブ』ほど脚本通りに撮られた映画はない」――はたして、それは本当なのか? 「台風クラブ」と加藤祐司、そして、相米慎二のすべてが明かされたトーク・ライブ。 2024年9月7日(土)柏・キネマ旬報シアターにて収録
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【トーク・ライブ】「超映画術 VOL.1」前編 加藤祐司 「台風クラブ」アーカイブ
¥800
「台風クラブ4K レストア版」などの配給、書籍「作家主義 ロウ・イエ」などの出版。アジア・日本のコンテンツビジネスを行うA PEOPLE(エーピープル)が新たなトークイベント・シリーズを立ち上げる。タイトルは「超映画術」。これまであった単なる上映後のトーク・イベントにとどまらず、90分のロング・トークを展開。初の開催となる第1弾の出演者は映画「台風クラブ」の脚本家・加藤祐司。1985年の公開以来、全くメディアに登場せず、「台風クラブ」についてひとことも語っていない加藤が90分のトークに挑む。いったい何が語られたのか?1985年、東京国際映画祭でヤングシネマグランプリを受賞した「台風クラブ」。審査員のベルナルド・ベルトリッチが激賞。後に「台風クラブ」は相米慎二監督のマスターピースとなった。その脚本を書いたのが加藤祐司。1957年生まれ。1983年、ディレクターズ・カンパニーのシナリオ公募コンクーで準入選したのが本作のシナリオだった。加藤は当時、東京藝術大学の学生であった。以降に手がけた映画脚本は「教祖誕生」(1992)1作のみ。以降、相米慎二についてのインタビューを受けることもなく、メディアには登場していない。「超映画術」では“課題映画”を事前に発表する。加藤祐司が「台風クラブ」を書くのに影響を受けた映画。脚本家として影響を受けた作品。今回は2本。1本目はフランソワ・トリュフォー監督の「隣の女」(1981)。2本目はガス・ヴァン・サント監督の「エレファント」(2003)。この2本について語る。観ていなくても楽しめますが、観て来ていただければより深くトークを楽しめるだろう。(加藤祐司による「超映画術」後編を柏・キネマ旬報シアターにて9月7日(土)開催が決定している) 7月25日(木)ユーロスペースにて収録
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アジアシネマ的感性
¥2,420
A PEOLE CINEMA より、女優ながら書評など文筆業も行う小橋めぐみの著者「アジアシネマ的感性」が発刊されます。 「恋読」(KADOKAWA)など書評の本も刊行している小橋めぐみ。現在は週刊新潮での書評連載を手掛けています。 本読み と知られていますが、アート、オペラなどほかのカルチャーにも造詣が深く、とりわけ映画好きです。そんな小橋がこれまでに発表してきた映画に関する文章と、膨大な書き下ろしから構成されているのが本書「アジアシネマ的感性」です。 25 本の映画を取り扱っていますが、すべては アジア映画 。アジア映画に描かれる問題、家族、女性観などについて、小橋めぐみが自身の体験も含め、考察していいきます。それを「アジアシネマ的感性」と呼びましょう。それは、多くの女性、男性に共感を与えることになると思います。 イ・チャンドン、ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤン、ホン・サンス、ワン・ビン、ロウ・イエといったアジアの作家たち。「はちどり」「夏時間」「台北暮色」など新進気鋭の女性作家たち。「アワ・ボディ」など女性の身体などをテーマにした作品。さまざまな視点から「アジアシネマ的感性」が共感深く、醸造されていきます。 ■サイン会をご希望の方は、『小橋めぐみサイン会【書籍はサイン会にてお渡し】』よりお申し込みください。 「アジアシネマ的感性」 著者:小橋めぐみ 判型:A5 頁数:168 定価:2,420 円(本体:2,200 円+税10%) ISBN 978-4-909792-52-5 発行:A PEOPLE 株式会社
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作家主義 ロウ・イエ
¥2,420
本書は、日本ではロウ・イエ監督の初めての書籍になります。ロウ・イエ監督は5年前、日本の雑誌のインタビューでこう語っています。 「何か不幸な出来事が起きてしまった場合、それを忘れずに記憶に留めておくことが重要」 ロウ・イエ監督は、まさにそんな作品を撮り続けていると思います。それは、単なる社会的な映画ではなく。テーマ主義に陥った人間ドラマでもなく。ロウ・イエ監督は、冷徹な時代の移り変わり、その残酷な運命の中で、力強く生きる人々の息遣いにも似た、愛と憎しみをリアルに描いていく。映像だからできる表現、その圧倒的な映像美で。私たちは、ロウ・イエ監督の作家性、映像芸術家としての創造の秘密(私たちにとってもちろん幸福なことであります)を、まさに記憶に留めておきたいと願っています。 過去作ごとに行われたインタビューを採録。最新作「サタデー・フィクション」に合わせて行われた、ロウ・イエ自身が現在を語るオリジナルのロング・インタビューを掲載。脚本家のメイ・フォン、女優の杏との対談。プロデューサーのマー・インリーが書き下ろした「ふたりの人魚」から「サタデー・フィクション」、過去から現在までのその軌跡。そして、評論家、ライターによる全11作品の完全レビューをお届けします。 作家主義 ロウ・イエ A5変型 176ページ
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旅と酒とコリアシネマ
¥770
ソウル在住の紀行作家&取材コーディネーターのチョン・ウンスクが、どういうわけか繰り返し観てしまう韓国映画を取り上げ、その独自な楽しみ方について紹介していく。彼女にとって映画とは架空の物語ではなく、目の前で起きている現象であると言う。だからこそ、劇場にいる空間や時間を、「旅するように、酒場で過ごすかのように楽しむことができる」のだと。楽しみ方を紹介している作品が、ソル・ギョング×チョ・ハンソン競演によるクライムアクション「熱血男児」からはじまり、「逃げた女」「カンウォンドのチカラ」など、新旧のホン・サンス監督作品。アカデミー助演女優賞を受賞した名女優ユン・ヨジョンが、人情溢れるハルモニ(おばあさん)を好演した「チャンシルさんには福が多いね」。そして、「往十里(ワンシムニ)」「旅人は休まない」をはじめとする70~80年代の名作など30本以上。映画の撮影地となったソウル、釜山、特に田舎町に想いを馳せ、登場する魅力的なキャラクターや俳優の話も織り交ぜながら、大好きなお酒の話も少々‥‥。韓国全土を歩きまわってきた彼女ならではの視点で、飲食場面の細部にもこだわって紹介しているだけに、韓国各地を旅することが好きな人にも楽しんでもらえるはず。 目次 第1章 ソウルから遠く離れて 熱血男児/ソル・ギョング主演 南道の風景、韓国の母性 初恋のアルバム 人魚姫のいた島/チョン・ドヨン主演 未来との対比で天使を描く 亀、走る/キム・ユンソク主演 田舎の魅力伝えるアイテム満載 3人のアンヌ/イザベル・ユペール主演 映画を観てから旅に出る タクシー運転手 約束は海を越えて/ソンガンホ主演 おにぎりとキムチとチャンチククス 慶州(キョンジュ)ヒョンとユニ/パク・ヘイル主演 肉の噛み味、梨の香り、鄙には稀な美人女将。でも全部夢だったのかも ひと夏のファンタジア/キム・セビョク主演 海の向こうの市井の人々と出会う喜び 第2章 躁鬱と清濁の舞台、ソウル 往十里/シン・ソンイル主演 70年代の往十里エレジー 自由夫人/キム・ジョンニム主演 1950年代の元祖よろめきドラマ チルスとマンス/アン・ソンギ&パク・チュンフン主演 『鯨とり』と並ぶアン・ソンギ30代の名演技 ワンドゥギ/ユ・アイン&キム・ユンソク主演 匂い立つ韓国庶民の生活感 逃げた女/キム・ミニ主演 北村の風景 嘆きのピエタ/イ・ジョンジン主演 取り立て屋カンドが歩いた路地 チャンシルさんには福が多いね/カン・マルグム主演 ソウルのタルトンネに住む主人公 第3章 江原道の力、映画の力 カンウォンドのチカラ/ペク・チョンハク&オ・ユノン主演 百回観ても飽きない旅行奇談 昼間から呑む/ソン・サムドン主演 一人旅の理想と現実 ラブレター パイランより/チェ・ミンシク&セシリア・チャン主演 ひたすらパイラン(セシリア・チャン)を愛でる 旅人は休まない/キム・ミョンゴン&イ・ボヒ主演 一人旅、 そして、幸薄い美女との旅 ラジオスター/アン・ソンギ&パク・チュンフン主演 町も人もあたたまってゆく、少しずつ少しずつ 4章 釜山映画、威風堂々 悪いやつら/チェ・ミンシク&ハ・ジョンウ主演 ダメな男の全盛時代 10人の泥棒たち/キム・ユンソク主演 香港、マカオ、釜山が舞台の韓国美男美女図鑑 国際市場で逢いましょう/ファン・ジョンミン主演 『弁護人』『友へチング』と並ぶ「釜山映画」 判型 B40 頁数 219
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南京レクイエム 私の失われた時を求めて
¥770
1958年に大阪で生を受け、大学、就職、結婚、中国への転勤とさまざまな経験を経て、現在60代を存分に謳歌している著者・田中保成のエッセイ本。本書は単なるエッセイに留まらず、著者自身のルーツを辿る旅となっているのが面白い。そのルーツとなるのが、父方の祖父・田中米吉と母方の祖父・和田信蔵だ。そして、世界一の人口数を誇りアジア大陸の東に存在する中国(中華人民共和国)が重要なカギを握っている。なぜなら両者ともに、第二次世界大戦の戦地となる中国へと出兵したからだ。終戦から75年以上が経った令和時代、戦争経験者が少なくなってきたいま、彼らがどんな想いで中国戦線を生き抜いてきたのか? 戦後の日本が、人々が、復興と新時代をどのように築いてきたのかが綴られている。そして、ふたりの祖父が残した足跡を辿るため中国・南京へと向かった著者。今回で3度目となる一番の目的は、祖父・和田信蔵が収容されていた場所を探すことだった。現地へ向かう前に、歴史と学術系のジャーナリストである北京の友人から「南京は奥が深すぎるので心して行ってください」とアドバイスを受けた。その理由が読み進むにつれて、徐々に明らかになっていく。そして、ふたりの祖父の強烈なキャラクターが、読む者の心に焼き付き実際に逢ってみたいと思うようになるだろう。 目次 登場人物・時代背景 第一章/失われた時 第二章/南京の和田信蔵を探して 転載 和田信蔵著「保育雑草』から 第三章/南京の街 第四章/祖父田中米吉 ・ 第五章/ふりさけみれば三笠の山、令和の時代 第六章/北京の街 『南京レクイエム 私の失われた時を求めて』に寄せて 判型 B40 頁数 203
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長谷川和彦 革命的映画術
¥1,650
2022年7月9日から15日まで渋谷ユーロスペースにて行われた特集上映「長谷川和彦 革命的映画術」の開催記念出版物。「青春の殺人者」「太陽を盗んだ男」のシナリオ最終稿を完全掲載。1976年に公開された「青春の殺人者」は、千葉県で実際に起きた親殺しの事件を下敷きにした中上健次の短編小説をもとに、脚本家の田村孟が執筆し映画化。予備校生の順が抱えるやり場のない怒りや悲しみを水谷豊が見事に演じ、第50回キネマ旬報ベスト・テンで主演男優賞を受賞。当時17歳の原田美枝子が幼なじみであるケイコに扮し、大胆なヌードを披露して話題を呼んだ。1979年公開の「太陽を盗んだ男」は、平凡な中学校教師が自ら製造した原子爆弾で国家に対峙するというレナード・シュレイダー原案のアクション映画。主演の犯人役を沢田研二が、その彼をとことん追い詰める刑事を菅原文太が演じカルト的な人気を誇った。その最終稿のシナリオと本編は一致しているのか? 観てから読むか、読んでから観るか。長谷川の「革命的映画術」を解き明かす最良のテキストとなるはず。そして、映画評論家の相田冬二や賀来タクト、映画監督の斎藤久志や樋口尚文が、監督・脚本・出演した全7作品をレビュー。さらに、映画評論家・イラストレーター・漫画家として活躍する三留まゆみが、長谷川和彦という人間を論じる。一斉のタブー無きストーリーと革新的な発想で映画を構築する長谷川和彦監督の世界を表現している。 目次 シナリオ 青春の殺人者/田村 孟 青春の殺人者 論/相田 冬二 イントロダクション 文/溝樽欣二 長谷川和彦・論 文/三留まゆみ 長谷川和彦 プロフィール 青春の蹉跌 論/賀来タクト 宵待草 論/斎藤久志 性盗ねずみ小僧 論/斎藤久志 濡れた荒野を走れ 論/賀来タクト 夢二 論/相田冬二 太陽を盗んだ男 論/樋口尚文 シナリオ 太陽を盗んだ男 レナード・シュレイダー/長谷川和彦 判型 A5 頁数 164
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作家主義 レオス・カラックス アートシアター1988×2022
¥1,200
2021年4月1日より公開されたレオス・カラックス監督作「アネット」。本書は「アネット」が公開された“2022”の現在と、「汚れた血」が公開された“1988”の過去を結ぶ。1988 年、「ヌーヴェル・バーグ・ヌーヴェル・バーグ元年。ゴダールの再来。フランス映画界がついに生んだ“恐るべき子供」との惹句で登場したレオス・カラックス。時はまさにヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュらの新作が毎年公開された“アートシアターの時代”。「ボーイ・ミーツ・ガール」「汚れた血」という初期衝動によって突き動かされたような映画を撮り、「ポンヌフの恋人」という傑作によって圧倒的に当時のシネフィル少年少女の心をつかんだ。そして、10年ぶりとなる新作となったのが「アネット」。また事件性を秘めた問題作を世に出した。「1980年代アートシアターの時代が生んだ怪物こそがレオス・カラックス」とは、本書における映画監督・塩田明彦の弁。1980年代のアートシアターの空気を知る曽我部恵一、川村元気、行定勲、野村佐紀子らが、レオス・カラックスを、そして、「アネット」を語る。そして、相田冬二、月永理絵による全作品レビューも掲載。それぞれの人の中に、それぞれの時代のレオス・カラックスがおり、それは今も生き続けている。 目次 アートシアター時代1988 レオス・カラックス登場の衝撃 「汚れた血」との出逢い。すべてがそこにあった。 曽我部恵一 メタフィクションにすることで、自画像ではないよ、としたのか。 川村元気 ピエールはカラックスそのもの。全部、自分のこととして撮った。 行定勲 COLUMN 1980年代、アートシアター時代を席巻した“色”と、 カラックスの映像 高橋周平 カラックスの映画以上にカラックスその人に魅力がある。 井之脇海 アレックスの場所に、私はいまもそこにいるんです。 野村佐紀子 レオス・カラックス レビュー 「ボーイ・ミーツ・ガール」 「汚れた血」 「ポンヌフの恋人」 「ポーラⅩ」 「メルド」 「ホーリー・モーターズ」 「アネット」 すべてのカラックス作品は、失敗である。 塩田明彦 カラックスのイリュージョン。 横浜聡子 アートシアター時代2022 もう一度、作家で映画を観よう 「レオス・カラックス」論 相田冬二 Amazonで購入 判型 B5 頁数 61
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作家主義 ホン・サンス
¥1,300
SOLD OUT
1996年「豚が井戸に落ちた日」で監督デビューしたホン・サンス。中央大学演劇映画学科で映画を学び、アメリカ留学では美術学士号などを取得。留学中に数本の短篇映画を監督したのち、帰国後はディレクターとしてテレビ番組を手がけた。デビュー以来、ホン・サンスは、「反復」と「差異」に特徴付けられる独自の映画話法を使ってストーリーテリングの呪縛から軽やかに逃れ、人間という哀しくも愛おしい生き物の素顔に、乾いたユーモアを交えて描き続けてきた。「女は男の未来だ」「映画館の恋」が、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、主要国際映画祭の常連として知られ数々の賞を受賞。その作風は、年を追うごとに深みを増し、近年では「夜の浜辺でひとり」「逃げた女」「イントロダクション」が、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(主演女優賞監督賞/最優秀脚本賞)に選ばれている。そして、初期の名作である「カンウォンドのチカラ」と「オー!スジョン」は、韓国映画の新しい時代を創造した革新的な作品であると同時に、「ホン・サンスがいつホン・サンスとなったのか」が刻印された貴重な2本だ。本書では、今泉力哉、筒井真理子、小橋めぐみ、菊地成孔らといった著名人が、アジアを代表する監督ホン・サンスの魅力や凄さについて語っている。さらに、全25作品のレビューも掲載。 目次 今泉力哉が語るホン・サンス イントロダクション 「カンウォンドのチカラ」 「オー! スジョン」キャスト ホン・サンス プロフィール 全作品レビュー 1996 豚が井戸に落ちた日 1998 カンウォンドのチカラ 2000 オー!スジョン 2002 気まぐれな唇 2004 女は男の未来だ 2005 映画館の恋 2006 浜辺の女 2008 アバンチュールはパリで 2009 よく知りもしないくせに 2010 ハハハ 2010 教授とわたし、そして映画 2011 次の朝は他人 2012 3人のアンヌ 2013 ヘウォンの恋愛日記 2013 ソニはご機嫌ななめ 2014 自由が丘で 2015 正しい日 間違えた日 2016 あなた自身とあなたのこと(劇場未公開) 2017 夜の浜辺でひとり 2017 クレアのカメラ 2017 それから 2018 草の葉 *映画祭のみ 2018 川沿いのホテル *映画祭のみ 2020 逃げた女 2021 Introduction (原題) プロデューサー・インタビュー 女優論「彼女たちの声」/佐藤結 都市論 「その風景のチカラ」/チョン・ウンスク 筒井真理子 小橋めぐみ 菊地成孔 判型 B5 頁数 62
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作家主義 韓国映画
¥2,420
いま、韓国の作家映画に世界の注目が集まっている。映画大国である韓国ではハリウッドのようなエンターテインメント性の高い映画がメインストリームであるが、作家の映画が根強く生き続けており、それは、さらに多様に更新され続けている。ジャンルに囚われず、自己表現にこだわり、映画的魅惑に到達する韓国の作家映画たち。私たちは“「映画」は、アートである”と信じる。現代映画の潮流に抗うような、その佇まい。ひと言では表現できない、その複層的な魅力。独自の演出と、その刺激的な映像世界。作家で、いま一度、映画を見るということ=「作家主義 韓国映画」。そのタイトルのもとに、世界をリードすると言っても過言ではない、イ・チャンドン、パク・チャヌク、ポン・ジュノ、キム・ボラ、パク・チワン、ユン・ダンビ、イ・ジョンボム、チャン・ゴンジェ、チャン・リュル、ナ・ホンジン、ホン・サンスら韓国映画の作家たちのロングインタビューを掲載。イ・チャンドン監督に至っては全作品のレビューや、川村元気がイ・チャンドン監督の世界観を徹底解剖。さらに、女優の筒井真理子がパク・チャヌク監督作の「オールド・ボーイ」をはじめ、自身が感じてきた韓国映画への想いを語っている。 目次 第1章 イ・チャンドン インタビュー 映画と文学の交差点~村上春樹ライブラリー 全州映画祭リポート「イ・チャンドンとは何か?」 論 イ・チャンドン この崩壊する世界、寄りかかる支点 川村元気、イ・チャンドンを語る。 イ・チャンドン監督全作品レビュー 第2章 パク・チャヌク 論 パク・チャヌク 恐るべき映画作家『私は芸術映画のような商業映画を作る監督だ」 女優・筒井真理子、「オールド・ボーイ」を語る。 第3章 ポン・ジュノ 第4章 キム・ボラ 第5章 パク・チワン 第6章 ユン・ダンビ 第7章 イ・ジョンボム 第8章 チャン・ゴンジェ 第9章 チャン・リュル 第10章 ナ・ホンジン 論 ナ・ホンジン 今では代替不可能なひとつのジャンルになった監督 第11章 ホン・サンス 論 ホン・サンスはどこへ行く? ホン・サンスが撮った映画 論 ホン・サンスが描く旅と街 論 判型 A5 頁数 287
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慶州(キョンジュ)ヒョンとユニ BOOK
¥800
韓国、古墳の街、慶州(キョンジュ)。歴史的遺産がいたるところに点在するこの地を舞台に、男と女の出逢いや悲しみ、そして生と死を描いたチャン・リュル監督の新しい世界。 主人公のヒョンを演じるのは、韓国映画界を代表する名優パク・ヘイル。そして、慶州で伝統茶屋を営むユニに扮するのが、演技派女優へと成長したシン・ミナ。親しい先輩の訃報を聞き、久しぶりに大邱を訪れた北京大学教授のチェ・ヒョン。亡き先輩との旅を思い出したヒョンは、衝動的に慶州へ向かう。以前と変わらぬ街並みを懐かしんでいたが、一つだけ確認したいことがあった。それは、茶屋にあった一枚の春画。この春画を探す旅を通して、やがて辿り着く意外な結末とは‥‥。本書では、チャン・リュル監督はもちろん、主演のパク・ヘイル、シン・ミナへ行ったインタビューの模様。そして、映画評論家の暉峻創三はじめ、各界で活躍する著名人たちによるレビューなども掲載。チャン・リュル監督がインタビューのなかで、「我々は普段の生活の中で、現実と夢をあまりにも分けすぎているのではないか。夢も日常の中で見ている現実なんだよ」と語った。この言葉の意味は、パク・ヘイルが監督について「映像詩人」だと言ったことに繫がるんではないか。映像の詩人が手がける、演出や撮影技法とは。生と死が混在するこの地で感じたことや作品についても訊いている。 目次 INTORODUCTION story review/暉峻創三 interview/チャン・リュル チャン・リュル 全作品解説 review/チャン・リュル監督論‥‥佐藤結 interview/イ・ジュンドン interview/パク・ヘイル interview/シン・ミナ column 「慶州(キョンジュ)」の役者たち‥‥小田香 review/小橋めぐみ 「慶州」をめぐる旅/チョン・ウンスク comments review/相田冬二 判型 B5 頁数 33
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安奈淳 スタイル
¥3,080
2019年に芸能生活55周年を迎えた齢72の安奈淳が、自身の半生を振り返りながら書き綴ったエッセイ集。1965年、17歳で宝塚歌劇団に入団。常に男役トップスターとして輝き続けてきた13年間を中心に、退団後のプライベートや自身が描いたデッサンなども交え25章にわたって披露する。1975年に「ベルサイユのばら」でオスカル役を演じ、第1期“ベルばらブーム”を巻き起こしたことは周知のこと。だが、オスカルではなく相手役のアンドレに決まっていたなんていう逸話も飛び出す。そして、お世話になった恩師、厳しい稽古や寝食を共にしてきた同級生たちとの懐かしい思い出話。最終公演となった「風と共に去りぬ」で、スカーレット役を演じた時の心境など、宝塚という神秘的なベールに包まれた世界を少し身近に感じられるかも知れない。現在も現役でシャンソンを歌い続ける彼女がこよなく愛した歌手のジャック・ブレル。そんな彼の足跡を辿るため訪れたブリュッセルの街並みも紹介。さらに、今だから語ることができた30代での結婚や別れ‥‥。長きにわたる辛い大病との闘いは、もう一度ファンのみんなが待つステージで歌いたいという想いで頑張ってきた。尊敬してやなまい亡き名俳優・三國連太郎との貴重な対談など。こうした数々の経験が、「シンプルに生きる」ということ、いまの彼女のライフスタイルに繫がっている。そんな彼女の、その日常から芸の真実までを刻んだ一冊。 目次 はじめに 第一章 生きるということ 第二章 時代をみつめて 第三章 生命 第四章 日常の中で 第五章 幼少期のおはなし 第六章 宝塚へ 第七章 洋楽との出会い 第八章 鴨川清作先生 その一 第九章 鴨川清作先生 その二 第十章 『ベルサイユのばら』 第十一章 退団の日まで 第十二章 振付師 パディ・ストーン氏 第十三章 忘れ得ぬ振付の先生たち 第十四章 白黒のフランス映画 第十五章 束の間の結婚生活 第十六章 東宝の思い出 第十七章 新緑夏代先生 その一 第十八章 新緑夏代先生 その二 第十九章 ジャック・ブレル様 その一 第二十章 ジャック・ブレル様 その二 第二十一章 映画『ベルサイユのばら』 第二十二章 映画の話 第二十三章 私の生活 第二十四章 シルバーグレイヘアのこと 第二十五章 五十五周年の記念コンサート…。五十五周年って!? あっ! そうか! 絵をかくということ 安奈淳リサイタル 宝塚時代 全出演舞台作品 三國連太郎対談 さいごに 「安奈淳スタイル」発刊にあたり 判型 B6変 頁数 281
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アリーナがつくる未来
¥1,980
近年CDを中心とする音楽ソフト産業が下降する中、ライブエンタテイメント産業は拡大の一途を遂げ、それに伴いアリーナやホールの需要も拡大してきた。しかし、コロナ禍による市場への打撃や、コロナ禍以前から始まっていた音楽ビジネス構造の変化はアリーナ施設自体の存在意義をあらためて問い始めている。これからの音楽産業は、どうなっていくのか? 現在、全国では数多くのスタジアム、アリーナの新設、改築などの計画が進められている。2023年の秋には、横浜みなとみらい21地区に世界最大級となる音楽に特化したアリーナが開業される予定。この「Kアリーナ横浜」は、アリーナだけではなく、ホテルやオフィスタワーも併設されるといった、従来とは違ったアリーナビジネスが生まれてきている。本書では、そんなアリーナビジネスの過去、現在、未来を比較しながら、わかりやすく解説している。そして、アリーナと言えば、切っても切り離せないのが、音楽とアーティストたちである。冒頭で「アリーナを運営する前提として、いかにアーティストと向き合っていくかが重要になってくる」と著者は語っている。そのカギを紐解くうえでも音楽の歴史を知ることができるのが、第4章の「音楽の発展史」、第5章の「日本のヒットチャート史」となってくる。音楽に対する基礎教養と現状認識を身に着け、アリーナ、ホールなどと結びついたこれからを確認した上で、未来のビジョンに基づいたプロデューサーになることができるであろう1冊となっている。 目次 INTORODUCTION アリーナと、街と、コンテンツがひとつに 高橋俊憲 序章 これからのアリーナビジネス 第1章 今のアーティストが置かれている状況 第2章 そもそものアリーナの起源は何か? 池田隆一 第3章 THE SOLAR BUDOKAN(ソーラーブドウカン)という可能性 第4章 音楽の発展史 第5章 日本のヒットチャート史 column ビートルズからチューリップへ 「魔法の黄色い靴」が開けたもうひとつの扉 池田隆一 第6章 アリーナビジネスの概況 第7章 エリアマネジメントと街づくり 高橋俊憲 EPIROGUE アリーナがプロデュースする未来 池田隆一 判型 46判 頁数 199
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あなたを、想う。BOOK
¥900
両親の離婚で離れ離れになった兄妹と妹の恋人、3人の心や親への想い。その切なすぎる物語を、台北と台東の圧倒的に美しい光と影の映像美の中に綴っていく。3人の若者の過去と現在が複雑に交錯しながら繰り広げられる物語。その脚本をシルビア・チャン監督と共に手がけたのは、台湾で活躍する日本人俳優・蔭山征彦。彼が温めてきた3つの短編が監督の目に留まり1本の作品へと結実。2015年の台湾を皮切りに各地で公開され高い評価を受け、香港電影評論學會大奨で最優秀脚本賞を獲得した。舞台は台湾の東にある緑島。監督のシルヴィア・チャンは「とても近いところにありますが、ある意味近くて遠いところなのです」と言う。なぜ、この地を選んだのか? その理由や本作を手がけることになった経緯だけでなく、キャストやスタッフへの想いまでを語っている。脚本家としてデビュー作となった俳優・蔭山征彦や、主要キャストでヒロインに起用された香港女優イザベラ・リョン、恋人役で人気俳優のチャン・シャオチュアン、兄役であり40年近いキャリアを誇る実力派クー・ユールンらに行ったインタビューなど読みどころ満載。さらに、シルヴィア・チャン監督&蔭山征彦が多摩美術大学で行ったトークショーや、著名人たちによるレビューなども掲載。彼らの言葉や想いからまた新たな「あなたを、想う。」が心に沁みてくる。 目次 INTORODUCTION story review/暉峻創三 interview/シルヴィア・チャン interview/蔭山征彦< column/シルヴィア・チャン&蔭山征彦 in 多摩美術大学 column/撮影監督 リョン・ミンカイの世界 essay/台北・緑島、そして、エドワード・ヤン、「海辺の一日」を、想う。 interview/イザベラ・リョン/チャン・シャオチュアン/クー・ユールン/リー・シンジェ interview/凰稀かなめ“あなたを、想う。”を想う。 review/相田冬二 column/バー藤を、想う。 判型 B5 頁数 32
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作家主義 相米慎二2023 台風クラブ シナリオ完全採録
¥2,200
9月9日は相米慎二の命日。9月23日(土)よりユーロスペースにて公開される「台風クラブ 4Kレストア版」。今回の「4K」公開と相米慎二の命日に合わせ、書籍の刊行も決定した。「作家主義 相米慎二2023 台風クラブ シナリオ完全採録」。9月9日の発売日を前に本書の先行発売が決定。 A PEOPLE SHOP(通販)では、8月29日(火)より先行販売を行う。A PEOPLE SHOPオリジナルの「台風クラブ 4K」ポストカード2枚をプレゼント(枚数に限りあり)。 同日より、SHIBUYA TSUTAYA4Fにて「台風クラブ 4K」に関するパネル展示などが行われる。このコーナーでも「作家主義 相米慎二2023 台風クラブ シナリオ完全採録」を先行販売。また、SHIBUYA TSUTAYA6Fでも先行発売が行われる。SHIBUYA TSUTAYAオリジナルの「台風クラブ 4K」ポストカード2枚を購入者にプレゼント(枚数に限りあり)。 *絵柄はA PEOPLE SHOPと SHIBUYA TSUTAYAで異なります。 作家主義 相米慎二 台風クラブ シナリオ完全採録 版型 A5 ページ数 180 定価 2,200円(2,000円税抜) ISBN 978-4-909792-44-0 Cコード 0074 発行:A PEOPLE 販売:ライスプレス 8月29日(火)より 先行販売 A PEOPLE SHOP SHIBUYA TSUTAYA(4・6F) 9月9日(土)より Amazonほか一部書店にて発売 (掲載内容) インタビュー 工藤夕貴 黒沢清 二ノ宮隆太郎 広瀬奈々子 野村麻純 ユン・ダンビ 台風クラブ 論 夏目深雪 月永理絵 相田冬二 孫小寧 八幡橙 金原由佳 シナリオ 「台風クラブ」
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「LB 244+1」(李鳳宇=LEE BONG WOO・著)
¥2,420
「LB 244+1」(李鳳宇=LEE BONG WOO・著) 本書のサブタイトルは「ポン・ジュノ、ケン・ローチ、パク・チャヌクを発掘し、「月はどっちに出ている」「KT」「フラガール」を創った者としてー-。」。LB――李鳳宇(リ・ボンウ LEE BONG WOO)。配給とプロデュースを手掛けた映画は「244」本。さらなる「+1」として、2023年、『パラサイト 半地下の家族』の世界初舞台化を手掛ける。この「244+1」の全作品について自ら書きおろし・語りおろし。 李鳳宇 「LB 244+1/ポン・ジュノ、ケン・ローチ、パク・チャヌクを発掘し、「フラガール」「KT」「月はどっちに出ている」を創った者としてー。」発刊記念イベント 「A PEOPLE SHOP購入者限定」/抽選で招待! 7月22日(土)、 LB=李鳳宇による 90分トークイベント開催決定(下記詳細) 引き続き、最新の情報を A PEOPLE/A PEOPLE BOOK/A PEOPLE SHOP にて情報配信いたします、ぜひご注目ください! <収録内容> 第1部 1997―1998 初配給作品『アマチュア』からプロデュース作『月はどっちに出ている』、『風の丘を越えて』でのアジア映画との邂逅、そして、エドワード・ヤン、ケン・ローチ、是枝裕和。 第2部 1997―1999 マイケル・ウィンターボトムから、岩井俊二、中島哲也。『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』から『のど自慢』まで。そのグローバルな眼差しと日本映画の先端と王道を往くー-。 第3部 2000―2002 韓国映画の日本での革命、時代を変えたー-『シュリ』『JSA』。ミヒャエル・ハネケ、トッド・ソロンズ、パトリス・ルコント……世界の新鋭たち。 第4部 2003―2004 ペ・ヨンジュン来日狂騒曲、イ・チャンドン『オアシス』に是枝裕和『誰も知らない』、ポン・ジュノ『殺人の追憶』との出会い。 第5部 2005―2006 『パッチギ!』『フラガール』の高い評価。パク・チャヌク『復讐者に憐れみを』。ケン・ローチがカンヌを獲った『麦の穂を揺らす風』。 第6部 2007―2023 スサンネ・ビア『アフター・ウェディング』。是枝裕和『歩いても 歩いても』。高倉健を追った『健さん』。新時代へ『ひかり探して』。 LBインタビュー ポンジュノと舞台「パラサイト」 ソン・ガンホという男 配給とプロデュース KT グローバル化する映画
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「没後20年 作家主義 相米慎二 ~アジアが見た、その映像世界」パンフレット
¥1,500
48ページ B5判型 没後20年 作家主義 相米慎二~アジアが見た、その映像世界 はじめに アジアが見た、その映像世界~中国 (北京晩報人文週刊編集者、文化記者 孫小寧/「人民日報海外版」日本月刊総編集長 蔣豊) 監督論。/樋口尚文(映画評論家、映画監督) 榎望(脚本家) 町田博(撮影) 相米チルドレン1 福本淳(撮影) 作品レビュー(小林淳一/相田冬二/金原由佳) 翔んだカップル セーラー服と機関銃 ションベン・ライダー 魚影の群れ ラブホテル 台風クラブ 雪の断章 情熱 光る女 東京上空いらっしゃいませ お引越し 夏の庭 The Friends あ、春 風花 空がこんなに青いわけがない 相米チルドレン2 今井孝博(撮影) 柄本佑(俳優) 行定勲(映画監督) 相米チルドレン3 佐々木尚(美術) アジアが見た、その映像世界〜韓国 DVDの話。 金原由佳(映画ジャーナリスト)エッセイ ほか
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TWILIGHT 台北暮色ビジュアルブック
¥2,500
「TWILIGHT 台北暮色ビジュアルブック」68ページ/サイズ A4 表紙は、水たまりを走る自転車。水面に浮かぶ波紋。美しく浮かぶ渦。光とゆらめき、それが、映画「台北暮色」全体を表す。そうした数々の映像を写真として伝える「TWILIGHT 台北暮色ビジュアルブック」が11月10日(土)より渋谷TSUTAYAにて独占発売される(一部、公開劇場でも販売)。ホウ・シャオシェン監督の後期作品でしばしばカメラを担ってきたヤオ・ホンイーが映し出す台北の街、自然、ひと。ホアン・シー監督の目を通して、我々に鮮烈に伝わってくる台北の姿、そのかたち。映画「台北暮色」だからできた、独自の企画がついに実現。アート・ディレクションは海外の風景・文化をとらえた雑誌「TRANSIT」などで知られるBOOTLEGが手がけている。観光写真ではなく、呼吸する写真。台北のいまを気鋭のデザイン事務所が描き出す。
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映画「台北暮色」パンフレット
¥800
A PEOPLE CINEMA配給 パンフレット 『台北暮色』劇場用パンフレット(800円)32ページ/サイズ:B5 ▼収録内容 ・イントロダクション ・ストーリー ・Review…暉峻創三(映画評論家)/小橋めぐみ(女優)/賀来タクト(映画評論家)/相田冬二(映画評論家) ・ホアン・シー監督…インタビュー ・キャスト・インタビュー…リマ・ジタン/クー・ユールン/ホアン・ユエン ・製作総指揮 ホウ・シャオシェン…インタビュー ・対談:ホアン・シー監督✕三宅唱監督 ・インタビュー:五十嵐耕平監督 ・エンディング曲「Silent Wonderland」Nulbarich ・「TWILIGHT 台北暮色ビジュアルブック」
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映画「ひと夏のファンタジア」パンフレット
¥800
SOLD OUT
32ページ/サイズ:B5 ▼収録内容 ・ イントロダクション ・ ストーリー ・ Review…菊地成孔(音楽家・文筆家・音楽講師)/小橋めぐみ(女優)/相田冬二(ノベライザー・ライター)/チョン・ウンスク(ソウル在住紀行作家) ・ チャン・ゴンジェ監督…フィルモグラフィー/インタビュー ・ キャスト・インタビュー…キム・セビョク/岩瀬亮/イム・ヒョングク/康すおん ・ プロデューサー・河瀨直美が語るチャン・ゴンジェ ・ 推薦コメント…ハン・ヒョジュ(女優)/真利子哲也(映画監督)/梁邦彦(音楽家)ほか ・ 世界各映画祭での受賞歴