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YUTAKA MIZUTANI

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俳優・水谷豊。「傷だらけの天使」「青春の殺人者」などで観客を驚かせた70年代。1978年にはじまった「熱中時代」、さらには「熱中時代・刑事編」の主題歌「カリフォルニア・コネクション」の大ヒット、アイドルとさえいえた水谷豊・主演のTVドラマ黄金期。そして、1987年以降、「浅見光彦ミステリー」「地方記者・立花陽介」など人気シリーズを連発した2時間ドラマの時代。さらに2000年にスタートし、現在まで続く「相棒」。これほど第一線で活躍し続け、それぞれの時代ごとに異なるファンがいる存在をほかに知らない。逆に言えば、「ほんとうの水谷豊」を誰も知らない。

監督・水谷豊。「相棒」が続く中、水谷豊は「もうひとりの水谷豊」をつくりあげようとしている。2017年公開の「TAP THE LAST SHOW」で監督デビュー。そこから2本の監督作品を手がけ、第4作となる最新作「Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~」が4月24日(金)に開催された「うみぞら映画祭2026 in 淡路島」でお披露目され(その後、全国各地の上映会及び劇場にて順次ロードショー)。

本書「YUTAKA MIZUTANI」は、水谷豊の監督としての人生を描くものである。しかし、監督としての水谷豊を描くとき、膨大な我々が知らなかった「ほんとうの水谷豊」が露になる。

「傷だらけの天使」の工藤栄一から「監督になりなさい」といわれた20代。監督としてではなく自らの企画として「TAP」の映画化を試みるも実現せずに生まれた市川崑・監督作品「幸福」。「周りの人がいなくなった」と語る、空白の時代……。そのすべてが現在の水谷豊の監督作品に投影されている。

水谷豊・監督作品を紐解くことは、過去と現在の「ほんとうの水谷豊」と向き合うこととイコールだ。あらゆる世代の水谷豊ファンに贈る。「あなたは、ほんとうの水谷豊を知らない」。1本ずつ、水谷の監督作品を自らが語ることは、それまで秘められていた「ほんとうの水谷豊」を明かすこととなる――。

●書籍購入者全員にポスター(サイズA2)をプレゼントします。

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