1/1

創造的シネマ感性 2018-2025 16の創造 16の感性

¥2,860

COMING SOON

2026年4月3日 10:00 から販売

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

特集上映「創造的シネマ感性 16の創造 16の感性」(2026年4月・Morc阿佐ヶ谷で開催)。10人の映画作家の16の作品群。日本映画の“いま”と“発見されるべき才能”が集う。そこに登場する監督たちのロング・インタビュー集。
             *
映画が揺れている。コロナ以前、世界の映画の興業をリードしてきたアメリカ映画、韓国映画の不振が激しい。数字もコロナ以前まで戻っていない。配信による映画鑑賞が増え、世界的にも劇場は減ってきている。毎週発表される日本の興行成績のランキングでもいわゆる洋画が一本もない、ということも普通になってきた。

その中で、日本映画の立ち位置を見てみよう。確かにアニメーションへの依存度は高いが、それでも「国宝」のようなヒットが生まれている。アートシアターというシーンに目を移せば、500本近くともいわれる日本映画が公開される中で、評価を受け、ヒットした作品も出ている。一方で、良質な作品でありながら、評価も受けず、ヒットもしない映画も多く存在している。こうした作品群が体系化されずにただ、消費され、忘れられていく。

2025年のカンヌ国際映画祭の監督週間で上映された団塚唯我監督の「見はらし世代」(2025)。好評を受け、団塚監督の短編「遠くへいきたいわ」(2022)も公開された。ゴールデン・グローブ賞受賞のシリーズ「SHOGUN 将軍」(第7話)の演出で注目を集めた福永壮志が監督した「アイヌモシㇼ」(2020)なども再注目されるだろう。世界との連携も続いている。常間地裕監督は、チャン・ゴンジェ監督の日韓合作映画「ひと夏のファンタジア」のカメラに感動して、その撮影監督・藤井昌之を自作「記憶の居所」(2024)に起用している。「夢見るペトロ」(2022)「いつもうしろに」(2023)の田中さくらは自作が今年「CHANEL & CINEMA ‒ TOKYOLIGHTS」ショートフィルムコンペティション受賞作品に選出。2026年、東京とパリで上映予定となっている。

日本映画はコロナ禍を乗り越え、小回りを利かしながら、良質な映画を届け続けていることが証明された。その芽は気づかれることなく伸び続けていた。「枝葉のこと」(2018)の二ノ宮隆太郎監督。「由宇子の天秤」(2021)の春本雄二郎監督。「光る校庭」(2023)の比嘉一志監督。一部の観客は気づいているが、広がりを持たせたい監督たち。脚本家・伊藤ちひろの監督デビュー作「ひとりぼっちじゃない」(2023)。俳優でもあり、青山真治の薫陶を受けた大河原恵監督「素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる」(2025)。5月2日から初の長編「猫を放つ」が公開される志萱大輔の初期の2本「春みたいだ」(2017)「窓たち」(2021)。
             *
映画監督になる道はそれぞれ。影響された作家もそれぞれ。インディペンデントフィルムと商業作品への考え方もそれぞれ。リアルな日本映画の現場があり、監督たちのリアルな言葉が紡ぎ出される。

<CONTENS>
第1章 春本雄二郎 「由宇子の天秤」
第2章 団塚唯我 「見はらし世代」「遠くへいきたいわ」 
第3章 田中さくら「夢見るペトロ」「いつもうしろに」
第4章 大河原恵「素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる」
第5章 常間地裕「この日々が凪いだら」「記憶の居所」
第6章 比嘉一志「光る校庭」
第7章 福永壮志「アイヌモシㇼ」論
第8章 伊藤ちひろ「ひとりぼっちじゃない」
第9章 志萱大輔「春みたいだ」「窓たち」
第10章 二ノ宮隆太郎「枝葉のこと」「お嬢ちゃん」「逃げきれた夢」

Currently international shipping unavailable
  • レビュー

    (8)

¥2,860

COMING SOON

最近チェックした商品
    その他の商品